初任者はまず音読技術を身に付けよ!
初任者が始業式までに身に付けるべき技術
これは「音読」させる技術だ。
もしも教育実習で「音読」に関する技術を見聞きし、担当教諭からいくつかのバリエーションを教わり、自分でも実際にやってみる機会があったとすればラッキーだ。
次に教わるとすれば、初任研担当の教員(※元管理職が多数を占める)からだ。だが、教わらないことも多い。なにせ、そうした教員は子供を直接教える現場から遠ざかっている期間が長い。また教えていた期間、音読の重要性を意識していない。その証拠に、授業中に音読指導を毎時間行っている教員をほとんど見かけない。
音読は宿題まかせ
そのように考えている教員が相当数いる。だから宿題に「音読」を課し、毎日音読カードを提出させ、チェックまでしている。だが、家庭で音読をチェックし、指導をしているとすれば、それは「教育の素人」である保護者または家族・親族なのだ。できる子は上手くなるだろうが、できない子の底上げはほぼ不可能だ。音読の宿題を前提に授業中は音読をせず、教師は発問をする。音読しないまま中身が読み取れない子が一定数いるという状況を確認もせず授業は進む。それで力がつくわけがなかろう。
ぜひこの動画を見て、「なぜ音読が大切なのか」を知ってほしい。
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