道徳授業の定石化 「まる子のかぞくへのしつもん」(東書2年)かぞくのやくに立つ

セリフ穴埋め教材

このような穴埋め教材は珍しい。「家族の役に立つ」言葉を考えて入れるというわけだ。

まる子が家族への質問を考えて、おじいちゃん、おばあちゃんが答えている。

まる子がおじいちゃんに、「どうしていつもげんきなの?」と尋ねる。

するとおじいちゃんの吹き出しに、「まる子と毎日散歩をしたり遊んだりしていると元気が出る」といった内容が書かれている。

おばあちゃんには、「どうしていつもやさしいの?」と質問。おばあちゃんは、「まる子のことが可愛くて仕方がない」というようなことが吹き出しにかかれている。

これがモデリング(お手本)になっている。

あとは、まる子の父、母、お姉ちゃんへの質問に、子どもたちが答えを考えて吹き出しに書き込み、発表するという授業になる。

初任者におすすめ授業

書いた物を4人くらいの班で出し合い、一番いいセリフを代表者が発表するような授業にしてもいいだろう。参観授業でやってみてもいい感じになるのではないか?

ちなみにお父さんへの質問は、「何をしてるときが好き?」

お母さん「どうしていつもにこにこしているの?」

お姉ちゃん「怒ると怖いのはどうして?」

これらに対する回答を考えるのは、それなりに時間がかかるかも知れない。セリフを考えるポイントとして、

「みんなの答えを聞いて、家族のことがもっと好きになったよ。家族っていいね」

とまる子に言わせるようなセリフに一番近い物を、班の中で選んで発表させる事。

その上で、最後に「まる子が、大好きな家族のために、どんなことができるか考えてみました」の吹き出しを考えさせている箇所は、「自分に返す」作業を行っているのと一緒だ。

初任者でも楽しく授業ができそうな、優れた教材だと思われる。

「モデリング・ナンバリング・ネーミング」誰でもできる討論授業2はこちらから

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