「子供に好かれる」教師は、連休明けも大丈夫! 忘れ物は貸す。宿題は出さない。給食は無理強いしない。
忘れ物は貸す
始業式からほぼ1ヶ月。ゴールデンウィーク明けでリフレッシュしたはずなのに、朝から憂鬱な気分なのはなぜか?
修正するなら今がチャンス。
①忘れ物は貸す。
新しい筆箱を2つ用意。中身を揃えておき、
「もし忘れたら、これ、貸しますので遠慮なく言ってくださいね。ここに置いておきます。黙って持っていくのはダメですよ。」
「返すときは、鉛筆削りで芯を削って返してくださいね。」
②宿題チェックは緩く。
これも簡単。見て見ぬ振りをしよう。
③給食は無理に食べさせない。
「いただきます」の前に、「全部食べられない人?」と尋ね、食器を持って来させ、量を調整する。
野菜サラダなど嫌いな子は少なくない。持ってきたものを全部食缶に入れ、
「はい!^^」
と食器を渡す。中身が何も入っていないのでびっくりしている子には、
「どうしたの?ここに少し入っているじゃない?」
と、微かに食材が食器に付いている所を指差しして教える。
「少ない?じゃあ、こんなもんで‥」
と微かに増やしてやって渡す。
一通り減らしたら増量希望者の調整へと進む。やり方は色々あるが、ここでは割愛。たくさん余っている食材は、食器からこぼれんばかりに山盛りにしてやる。
「無理して食べないように!」
食べる子も食べられない子にも無理させない。嘔吐などされたら、昼休みも潰れてしまう。
④子供達と遊ぶ。
校庭に出て、子供たちのそばで様子を見ているだけでも違う。一番良いのはドッジボールで仕切ってやる。やんちゃくんがいるクラスならば、休み時間のトラブルを教室に持ち込ませないためにも一緒に遊んだほうがいい。
やれることから始めよう!
この4つを全部やろうとするのはなかなか難しい。
もし、学級がうまくいっていなくて、どれひとつとしてやっていないのであれば、どれでもいい。自分ができそうなことをひとつやってみよう。そうすれば、楽しいゴールデンウィーク明けの一週間を送ることができるはずだ。
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