読書感想画ー「音読さん」で「読み聞かせ」いらず?

2026年8月18日

「音読さん」って何だ?

「音読さん」https://ondoku3.com/ja/advanced-tts-beta/とは、テキストを音声で読み上げてくれるAIサイトのことだ。 これがなかなかの優れもの。ほぼ違和感なく入力したテキストを音声化してくれる。 もちろん癖はある。今回「やまんばの12にんのむすめ」を音声化した際、「やまんば」が「やまば」に聞こえた時があった。「ん」がローマ字表記だと「N」になるため、「無音」認定されるのだろう。そこで「やまんんば」と入力してやると正しく発音してくれた。 他にもコツがあるが、詳しくはサイトで確認して頂ければと思う。 入力窓に入力できる文字数は1回に付き「400」文字。無料会員は月に「1000」文字まで利用できるが、ユーザー登録すると「5000」文字に増えるので、ちょっとした分量のテキストを音声変換したい場合、これで事足りる。月額980円(税抜)プランだと月に「20万」文字変換可能となる。

パワポと組み合わせる

パワポにもテキスト読み上げ機能が付いている。では、これを使って再生した音声を「読み聞かせ」に使えるか?正直無理がある。あくまでも内容のチェック程度にしか使えない。 そう考えると「音読さん」の読み上げレベルは相当高い。イントネーションなどに多少の違和感はあるが、十分「読み聞かせ」用に使えるレベルにある。 読み聞かせの際、本に掲載されている挿絵や写真を見せるのは御法度とされているようだ。なぜなら見せてしまうと作品作りに影響が出てきてしまうからだ。だが「音声」情報だけでは、内容を理解できない部分も出てくる。できれば「文字」情報(本文)を見せながら聞かせた方が理解がしやすい。 そこで2026年読書感想画コンクールの課題図書に選ばれた低学年用作品「やまんばの12にんのむすめ」と「奄美の海は生き物がいっぱい」の読み聞かせパワポを作ってみた。 パワポは、スライドショーをスタートさせると最後までスライドを自動再生してくれる。さらにアニメーション機能で音声も同時に再生することができるので、教師が声を出さなくても読み聞かせをしてくれる。 挿絵や写真を見せることはできないものの、「作品に出てくる動植物のかんたんな描き方」シートを資料として配付してから読み聞かせるのも一法だ。(※シートはパワポと一緒に添付)

「感想画構想メモ」を作らせる

読み聞かせが終わったら、「感想画学習シート」を作らせる。 これについては河田孝文氏の著書「ドーンと入賞! “物語文の感想画"描き方指導の裏ワザ20」(学芸みらい社)に詳しい。

それをもとに低学年向きシートを作るなら、

「A4表」①本の題名②感想画の題名③絵にかきたいところ④顔・手・足の向き、ポーズ

「A4裏」⑤「かんたんにかこう」イ.画用紙の向き→たて・よこ ロ.主やくをかくばしょ(上・中・下 左・中・右)※○でかこむ。

お手本は①〜⑤に対応させたものを下記例を参考にして黒板に掲示(あるいはタブレットで配付)する。

お手本例

①やまんばの12にんのむすめ

②12年ぶりだよ全員集合!

③おばあちゃんと12にんのむすめ。テーブル。ごちそう。動物たち。ツリーハウス。

④料理に手をのばしている。口を開けて大声で笑う。動物たちはテーブルのそばにいる。

「読み聞かせ」に1時間。「感想画学習シート」書き込みに1時間。少なくとも最初の2時間はこのようにしてスタートし、画用紙に向かって書き始めるのは次の時間からとなる。

「読書感想画『やまんばの12にんのむすめ』〜2026年課題図書」はこちら。

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